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ご挨拶

2023年 社長 CEO 年頭のご挨拶

代表取締役 CEO 鹿間 卓

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

昨年は台湾でも徐々に規制緩和が進んできたものの、変わらず新型コロナウイルスによる打撃を受けた年となりました。多くの企業でその対応が続く中にあって、新年を無事に迎える事ができましたのも、お取引企業の皆様、関連企業の皆様からのご支援の賜物と心より感謝しております。

資源高・物価上昇の上振れ局面の中、産業構造も変化しつつあります。これからもニッポン企業が生き残りを懸けるのは、アジアの華人経済圏市場に参入することは常識になっています。

私は20世紀(学生時代)から「21世紀はアジアの中華圏市場を狙えと!」と訴え続けて現在に至っています。1984年に自ら台湾で起業し、台湾をプラットホームとしてアジア諸国の中華圏市場に進出するニッポン企業をサポートする拠点を台湾に置き進出を手掛けて参りました。今年で39年目を迎えます。

現在は海外進出をサポートする会社は数えきれないほどありますが、当時は弊社のような業種は日本に全く存在せず、大勢の人から、そんなビジネスは需要が無いと言われました。そうした中で「いや!そうでは無い!我が一歩、一寸の迷いもない!必ず、その時代が来る」と信じていました。

現在、台湾でも弊社の同業者が非常に増加しています。ライバル社の存在は非常に痛手ではありますが、一方では私のビジネスが認知されたという喜びも存在します。

このような考えになった経緯として、私は学生時代から企業に属せず、自ら起業をしてニッポン企業の裏方に徹することで自分の能力を生かしたいと思いました。命懸けとは言いませんが、波乱万丈ありながらも生涯日本企業の黒子で支援をして参りました。今後も考えは変わりません。その考えが弊社のポリシーにもなっています。

日本企業がアジアの中華圏市場に参入する為に先ずはどこに拠点を置くのか?台湾の人口は2,300万程度の市場ですが、世界63カ国で2022年はIMD世界競争力ランキングでは7位。2,000万人以上の国と地域では2年連続の世界一です。(日本は34位。中国は人口17位)。

台湾をプラットホームとして台湾企業とのパートナシップと台湾人の活用方法が日本企業には適切な選択です。そしてニッポン企業が生き残りを懸けて市場参入ために、テストマーケティングとする地域が台湾です。

感染症の終息は依然として不透明です。対策を講じながら、弊社は継続して日本の企業様を裏方で支えることを使命として「ニッポン企業の台湾進出を支援」して参ります。

2023年が弊社のステークホルダー全ての皆様方にとって、輝ける一年であります事を心よりお祈り申し上げます。

SABC INTERNATIONAL CORPORATION
亜洲商務管理(股)有限公司
代表取締役 鹿間 卓

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