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台湾のニュースから

釈迦頭を日本へ!輸出のための急速冷凍技術

今年は台湾産パイナップルが日本のスーパーマーケットなどでも普通に買えるようになったと
台湾ロスの日本の友人が喜んでいました。

パイナップル以外にも台湾のフルーツは日本人にもとても人気がありますね。
マンゴーやライチ。これらが食べられる時期を狙って台湾に遊びに来る日本人観光客も多いそうです。

写真の果物はご存知ですか?
これを台湾に来て初めて見る人も多いかと思います。

その見かけがお釈迦様の頭に似ているところから、その名も「釈迦頭」。英語名は「シュガーアップル」。
切ってみると果肉はクリーム状で、とっても糖度が高くて甘いです。でも酸味もあってさっぱり。
とても美味しいです。



今年9月、中国は有害生物の検出を理由に、台湾からの釈迦頭の輸入を一時停止しました。
これは台湾の農家さんにも大きな打撃を与えました。

そんな状況の中で、パイナップルもそうですが、釈迦頭もこれをチャンスと考えて海外市場を狙っています。
昨日、12月15日の農業委員会の記者会見では、農家さんたちを助けるため、農業委員会は台湾国内市場を更に活性化させるとともに、急速冷凍技術を開拓して、釈迦頭を日本やシンガポールなどで更に販売できるようにしたいとのことです。

日本の注文の反応が予想以上で、まずは最初の1万箱の注文については台南で箱詰めされ、今日16日に空輸で日本に運ばれるそうです。

釈迦頭も日本のスーパーマーケットなどで気軽に買えるようになるといいですね。
何よりもお釈迦様の頭ですから、日本人にとっても縁起が良さそうです。
もしも見かけたら是非、味見してみてください

甘みがとてもあるので私は個人的によ~く冷やして食べるのが好きです。

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