製品の宣伝文句に気を付けて!違法広告の押収が激増!
一部の化粧品会社は、販売促進のために、商品の宣伝に誇張表現を使ったり、事実と違うことを謳ったりするケースがあります。桃園市衛生局は昨年、合計377件の違法広告を押収したと、5月5日付けの台湾の地元新聞『自由時報』が報じました。
昨年、押収された違法広告は377件で、チャネル別ではインターネット プラットフォームが 281件で74%、テレビが 93件で25%、紙媒体は3件で1%を占めます。その中に、多くの有名なオンライン オークション プラットフォームがありました。
衛生局副局長の蘇柏文(スー・ボーウェン)氏は次のような懸念を示しています。
「5月の母の日が近づいており、そのギフトとして、化粧品は最も購入されます。しかし、消費者を引き付けるために、一部の商品では、その効果を誇張した、虚偽の言葉を使用して製品を宣伝することがあり、消費者は購入すればすぐに目的の効果が得られると信じて購入してしまいます」
押収された違法広告の分析から、誇張または医療効果を含む語句に関して、よく見られたのは、「消滅暗沉、永久淨白除黑抗皺去斑(くすみをなくす、永久的な美白と黒化の抗シワとシミの除去)」、「終結老化、回春逆齡(老化を終わらせ、若返らせる)」、「促進膠原蛋白增生(コラーゲン増生を促進する)」、 「瘦身減脂(体重が減る・脂肪減少)」「激活受損肌膚再生、自我修復(ダメージを受けた肌を活性化して再生・修復)」「消炎殺菌(抗炎症・殺菌)」「消除皺紋(シワをなくす)」「效果是醫美的OO倍、醫美級保養品(効果はメディカルビューティーのOO倍、メディカルビューティーグレードのスキンケア商品)」など、でした。
衛生局は、化粧品の広告に使用される言葉は虚偽や誇張を含んではいけないとし、引き続きインターネットやテレビなどのショッピングチャネルをチェックして、悪質な化粧品メーカーを抑制していきます。広告を掲載する際は、まず台湾の法律と規制を確認するように注意してください。
弊社は台湾への化粧品の「広告判別」、「表示判別」と「中国語ラベル作成」についてサポートが可能です。一般化粧品、特定用途化粧品の輸入や宣伝する際、ご不明な場合がありましたら、SABCウェブサイトから、またはお電話で、ご遠慮なくお問い合わせください。